老化と共に訪れる症状

中年女性の悩みの種

看護師

更年期障害は卵巣機能低下などのホルモンバランスの崩れによって引き起こされる自律神経失調症を始めとした各種症状の事です。男性でも男性ホルモンの低下によって更年期障害を患いますが、確率で言えば女性の方が多いです。更年期障害は五十歳前後で訪れる閉経によって発症します。日本人の、特に女性の平均寿命が延びるにつれて、閉経後の人生は長くなっています。そのため、近年では高齢化社会の到来と共に頻繁にクローズアップされる病気でもあります。該当年齢の女性の約二割から三割が、更年期障害に特有の心身の不調を訴えるとされています。更年期障害の主な原因はホルモンバランスの崩れですが、この他にも日々の生活習慣や社会的ストレスの有無も大きく関わってきます。

症状と治療法

更年期障害の症状は大別して三種類に分ける事ができます。自律神経失調症の症状と精神症状、上記二つに該当しない症状です。自律神経失調症の代表的な症状は、ホットフラッシュと呼ばれる体温の上昇と、それに伴う大量の発汗現象です。精神症状は鬱病などの精神病が主です。上記以外の症状では肩こりなどの症状が出やすいとされています。更年期障害の治療はホルモン治療が効果的ですが、乳がんのリスクがあります。近年ではホルモン療法に代わりプラセンタ療法が主流です。更年期障害用の注射薬でホルモン療法と同様の効果があります。また東洋医学の代表例である漢方も有効とされています。生活習慣の改善でも更年期障害を抑える事ができます。運動不足を改善する事は更年期障害に対して最も効果があります。